Together Through Life

 

いつまでもそのままで

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ann、4年生になって2度目の授業参観へ。2度目だよなぁと思って過去記事検索したみたんだけど、1度目は書いてない…。まぁそれほどannの小学校生活もお馴染みになってきたと言うと言い方変だけれど、そんな感じかな。もう4年生だしなぁ。早いなぁ。
授業は図画工作。2人一組になり、今日までに作っておいた工作をお互いに紹介し合うというもの。事前に紙に書いてあるとはいえ、すらすらとよく発表できてました。ただもう少し声は大きい方が良いかな。
それでもその後も手を挙げて意見言ったりしていたし、相変わらず学校生活は楽しそうでそれが何より。
塾にも通い出して宿題も多くなり、annは家族の中でも一番忙しいんじゃないかと思う(それってすごいな)けど、頑張ってるし、いつも全力で楽しそうだし悲しそう。それがannの良いところ。いつまでも、そのままで。

 

最愛の子ども



松浦理英子『最愛の子ども』を読んだ。寡作の作家らしく前作『奇貨』から4年ぶりの新作長編。
著者はデビューからその形こそ変えてはいるが一貫して性的、肉体的、精神的な繋がりを従来の固定観念から切り離し、性器中心主義から離れ、恋愛中心主義からも離れ、種中心主義からすら離れてきた。それでいてそこはかとない性愛、セクシャリティの関係性を描き続けてきた。今作でももちろんそれは引き継がれ、さらにこれはもう驚くべき傑作の域に達しているのではないか。
描かれるのは高校2年生から3年生になる時期の女子高校生たち。語られるのは彼女らの中にいながら疑似家族として父、母、王子様を演じ、演じさせられる3人で、語るのはそんな「わたしたちのファミリー」を含む「わたしたち」。「わたしたち」にはそれぞれ名前も性格も与えられてはいるけれど、物語の中に「わたし」は存在しない。つまり、一人称複数形のまま「わたしたちのファミリー」が語られ、空想され、妄想され、ときには捏造さえされる。
だから、「わたしたちのファミリー」が擬似であるからこそその繋がりが弱く儚いのと同様、語り手である「わたしたち」もその繋がりは弱く儚い。高校生活という一瞬の中でしか繋がれず、解体を前提とした共同体。でも確かにそこには儚くとも弱くとも繋がりはあり、繋がりの中には愛があった。
これから社会の中で生きていく上で、「わたしたち」は解体され、それぞれの「わたし」となってマジョリティの共同体へと属していく。その前段階のあの時代だからこそ繋がれた儚くて弱くてみじめで、ときには孤独なマイノリティの共同体の愛おしさ。素晴らしい。

 

きみは赤ちゃん

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川上未映子『きみは赤ちゃん』を読んだ。著者が経験した妊娠から産後1年間を描いた出産・育児エッセイ。
勢いに任せて(ばかりでもないんだろうけど)書かれる文体はまさに勢い抜群で、まずこういう描き方が個人的には好き。内容についてもannやallenの当時のことを思い出しながら読めて、時に笑い時に泣きながら楽しく読める。んだけれど、やっぱり僕はパパなわけで、妊婦生活の壮絶さとか産後クライシスのこととか、やっぱり正直ピンと来なくて、それが申し訳ないような仕方ないような、そんなどっちつかずな立場に追い込まれる。ホルモンバランスの崩れから来る夫婦の危機(夫への憎悪)とか、ドキドキする(今更)。
それでもやはり全体を通して(特に後半)生まれてきた子供への愛に満ち溢れていて、どうしてこんなに愛おしいと思えるのか不思議なくらい愛おしい我が子と過ごす一瞬一瞬を大切にしたい気持ちも溢れていて、やっぱりこれはパパも読むべきとても素敵なエッセイだと。読んで良かった。

 

ダラダラからバタバタ

4月にあったバレエの発表会の打ち上げがあって、昼過ぎにママとannを送る。帰宅したらallenがダラダラとした格好でテレビ(『ピーターパン』)を観ていたので、「パパとお出掛けする?」と聞くととても小さな声で「する」と言いながらもダラダラダラダラ。その後も「おウチやだぁ」とか小さな声で言いながらもダラダラテレビを観続ける。
外はあいにくの雨。14時過ぎにようやく出かけ、室内の遊び場へ。
ショッピングモールに入る駐車場で並び遊び場で並び、遊び始めたのが15時15分。30分制なので出るのは15時45分。実は16時から車のディーラーでの半年点検を予約してるんだけど、これは遅れるなぁ。

とはいえ久しぶりのallenと2人だけでの外出。allenは普段クールなんだけど、僕と2人だとしっかり手を繋いでくるし甘えてもくる。annがいればもちろんもっと楽しめたんだろうけど、1人でも楽しそう。

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連続写真。

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急いで出てディーラーへ。30分遅れ…。

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あ、上のは展示車両で、今流行り(?)の子供に運転させてる図ではございません。
なんだか出かける前のallenののんびりのお陰で出かけてからはバタバタと慌ただしかったけれど、たまには息子と2人も楽しいもんだ。

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そして今日は父の日。

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こちらこそ、いつもありがとう。

 

湯を沸かすほどの熱い愛

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中野量太監督『湯を沸かすほどの熱い愛』を観た。
出ている役者さんも良いし実際賞もとってるし評判も悪くなさそうだったので、期待して観た。そういう映画を批判(とまではいかなけれど)するのは憚られるけれど、なんだか個人的には逆に冷める作品だった。
映画なんてしょせん「嘘」の世界だから、現実的にどうかっていうツッコミはやらない。でも、リアルではなくリアリティは必要でないかと思う。
末期癌、いじめられっ子、聾唖、親に捨てられた子供…。それぞれが背負うものが、それだけで一本映画を作れちゃうんじゃないかと思うほどに重くて、だからそれぞれが背負うそれらがきちんと描かれておらず(そりゃ無理だ)、作り手にそんなつもりはなかったとしても軽く扱っているように見えてしまう。
また宮沢りえ(彼女自身の演技は素晴らしい)演じる双葉の銭湯に対する愛が丁寧に描かれていないから、最後に亡骸を風呂釜で焼かれたって、そのこと自体の違法性だとか現実味だとかは置いておいても、それはどうよ?としか思えない。
登場人物たちが背負うものは重く、深いテーマだ。簡単に扱ってはいけない事柄だ。映画という作品でそういったものを登場人物たちに背負わせる以上、脚本あるいは演出の責任として丁寧にそれらを一つ一つ乗り越えていかなかればならないのではないかと思う。
宮沢りえだけじゃなく、オダギリジョーも杉咲花も素晴らしい演技だっただけに、作り手の安易な思いが余計に残念だった。
あぁ、批判になっちゃった…。

 

ゲンロン0 観光客の哲学

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東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』読了。
「ゲンロン」は東浩紀が主催する会社の思想誌だが、この『0』は東の単著として発表された、彼の思想の「集大成にして新展開」になるという。
なるほど確かに『弱いつながり』で提示された「観光客」という概念がより発展的に、実践的に追求されている。
ここでも東浩紀は『一般意志2.0』同様、いったんルソーに立ち返る。つまり、人間はそもそも人間など好きではなく、社会など作りたくない。でも現実には社会を作る。つまり公共性を持つ。
そこから始まり、ヴォルテール、カント、シュミットを引き、ヘーゲルに展開する。人間はなぜ人間を好きでもないのに社会を作るのかという問いに対する解答として、ヘーゲルは、人間は家族と離れ、市民を経て国民になることで初めて精神的成熟に達する、人間の最高の義務は国家の構成員であることであると答えた。ただこの一定方向への単線的なパラダイムではもはや現代の世界は語れない。
著者は現代をナショナリズムとグローバリズムが二層化して混在する世界とし、ヘーゲル的回路とは別の回路として観光客=郵便的マルチチュード=誤配=憐みを提唱する。
ここですべて書くと結構大変なので省略するけれど、他にも色々と過去の哲学者やネットワーク理論なんかを駆使して掘り下げられる観光客の哲学へと迫る理路は圧巻で、知的探求心に満ちていて、読んでいる方も興奮させられる。
その後の第2部で観光客の哲学の課題として挙げられる第4のアイデンティティー候補として「家族」を(まだ荒削りながらも)提案するところも東浩紀らしく、またこういうところが個人的に共感できる部分でもあるんだけれど、一番腑に落ちるのはやはり最後のドフトエフスキー論ではないか。
僕としても昨今の安保法案やら森友学園やら加計学園やら共謀罪やらの問題で、国会の茶番、デモの無力さ、マスコミの薄っぺらさに辟易し、危うく無関心のニヒリスト=スタヴローギン=イワンになりかけていたところを救われた思いでいる。
不能の父であること。子として死ぬのではなく、親として生きること。
まだこの世界との接し方を具体的に掴めたわけじゃない。でもある種の姿勢は、態度は分かりかけてきた気がする。

 

好きな動物は何ですか?

去年から毎回僕が行っているallenの保育参加。年中さんになって初めて行ってきた。

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普通は最初に朝の挨拶やら何やらがあるんだけど、今日は雨も降りそうだということでいきなり保育園の隣の公園へ。allenはやはり僕そっちのけで他の先生やお友達と追いかけっこ。僕も僕で他のお友達と別の追いかけっこ。ただ、途中から合流し、みんなでやっぱり追いかけっこ。たくさん走った。
その間にも虫を見たり幼虫をつついたり、園庭から一つ下のRちゃんやNちゃんに呼ばれたり、楽しく遊ぶ。
室内に戻り、挨拶など。今日保育参加にパパやママが来ている子がそれぞれパパママたちに質問をするというコーナーがあって、他の3人はそれぞれ照れくさがったりまだ考えつかないと言っている中、allenは一番に「好きな動物は何ですか?」って。大きな声で。なんかもうそれだけで感慨深い。

同じように今日保育参加の子たちでマーブリング(水に絵の具を落として紙を当てるというのを繰り返して紙にきれいな模様をつける)やって、給食を食べるのを見守る。秋は希望すれば一緒に食べられるんだけど、春は見守るだけ。お腹が空いてくる。allenは最初からご飯やおかずを減らしていたけど完食。うちの子ってグルメなくせに食べることにあまり興味がないんだよなぁ。家では「食べなさい!」って結構言っていることもあって、allenもすごくたくさん食べるようになってきたんだけど。

給食終わって今回も心洗われる至福の保育参加終了。
allenの組の子たちもお互いに知った顔が多くなってきたし、秋も、さらには年長さんの来年もますます楽しみだ。

 

何に興奮しているのか

妹家族に誘われ、東京ビッグサイトのおもちゃ博へ、allenとじいじと3人で向かう。annは今日全国統一小学生テストに初チャレンジなので、残念ながら行けない。
先に到着していた妹家族がすでにバンダイのブースに並んでいるというので僕たちも延々と続く行列に並ぶ。ようやく入ってとりあえずキュウレンジャーの前でポーズ。

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バンダイの中にもそれぞれのキャラクターごとに小さなブースがあり、やはりそれぞれに並んでいる。初めて来たけどすごいな、おもちゃ博。個人的にはキン消しに興奮。

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しばらく人混みをかき分け、ようやく会いたかった従弟のKくんと合流。2人とも嬉しそう。

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その後もいろいろと遊び、

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お昼を食べて、バンダイと並んで大きなブースであるタカラトミーに行く。
それにしてもKくんとallenはずっと大興奮。おもちゃに興奮していると思いきや、ただただ会えて2人でいられることが楽しくて嬉しくて、という感じ。

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そんな興奮状態の2人を連れてなので、じいじを初め歩き疲れてきたので、夕方早めに退散。やはり分かれ際は寂しくて(allenはそうでもない感じだけど)、うつむいてしまうKくん。
こんなに仲の良い従弟同士、また遊びにいくし、遊びにきてね!

 

アイアムアヒーロー

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佐藤信介監督『アイアムアヒーロー』を観た。
原作のファンで、ただ先日読んだ最終回に色んな意味でショックを受け、これは改めて最初から再読した方が良いのか、はたまた単に酷い結末との理解で良いのか、悩みながらまずは映画をと。
ZQNが想像以上に気持ち悪いし、迫力も予想以上。予想通り大泉洋が良かった。
ただここまでのストーリーだとやはりここからの広がりとか盛り上がりとか、英雄と比呂美やつぐみとの関係性とか、原作にあった独特の空気や世界観や要素の一部しか表現されない。そこが残念。かと言って続編を作れば良いってわけでもないと思うが。
ゾンビ映画としては(あんまり観たことないけど)とても良いけれど、『アイアムアヒーロー』はただのゾンビ物ではないだろう。あの作品の持つ深さをそこまで掘れなかったのは、繰り返しになるけれどまぁここまでのストーリーだと仕方ないのかも知れない。

 

こども縁日

友人のパパママ友が手伝いをしている神社のこども縁日へ。
早速ビールやつまみに並んでいる間、allenは友達のママに輪投げへ連れて行ってもらい、なんと4つ入れて景品ゲット。

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その後annも3つ入れてゲット。

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なんだか我が家はツイてる感じ?宝くじでも買うか。

その後席が空いたので午前中から飲んだくれ。暑いくらいの晴天でビールが上手い。
小学生たちは飲み物売りのお手伝い。

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入れ替わり立ち代わり知った顔が来る。地元感が出てきたなぁ。それにしてもこの街はイベントやお祭りがたくさんあって、住んでいてとても楽しい。

知らなかったんだけど、いつの間にかallenは子供神輿を担ぎに行ってたみたい。

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5歳になって、友達も多いこの街でたくさんのイベントに揉まれて、いっぱいたくさん色んなことを経験して大きくな~れ!

 

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