Together Through Life

 

ボブ・ディランは何を歌ってきたのか

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萩原健太『ボブ・ディランは何を歌ってきたのか』読了。
ディランの全アルバムを時系列順に並べ、その解説という形を取りながらもその時代に生きるディランの動向を振り返る。ライヴやツアーはもちろん、コメント、メディアへの露出、時代に迎合した音作り、それゆえのスランプ、女性関係にまで踏み込み、ディランのこれまでの歩みを総括している。
萩原健太は音楽評論家ではあるけれど、ここにあるボブ・ディランへの視線はとても温かく、まさに大ファンのそれ。だからこそ、ディランという人物の才能、魅力はもちろん、気まぐれでツンデレで天邪鬼な部分にも触れ、そういった部分に対する描き方に、やっぱり大ファンである僕もとても共感する。
アメリカンルーツミュージックに造詣の深い著者だからこそ書けるディランの音楽の源も多数出てくるし、読み応えあり、勉強にもなった。
ボブ・ディランという人物、彼の表現してきたもの、それを全て理解するのは難しいし、その理解は受け手によって千差万別だろう。彼の音楽の根っこはとても深く、やっぱり死ぬまでに彼自身の音楽、それをもっと知るためのルーツ音楽に深く、長く付き合っていきたいと感じる。
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