Together Through Life

 

ゼロ・グラビティ



久しぶりに劇場で映画を観た。アルフォンソ・キュアロン監督『ゼロ・グラビティ』。
もちろん3Dで観たのだけれど、これはもはやまず3Dありきの映像。その圧倒的な宇宙空間の底知れなさを観るには劇場で、3Dで観て良かった。
ただこの映画はその映像美だけでは語れない部分ももちろんある。宇宙空間からの生還と言えば、アメリカ映画にありがちな拍手喝采ミラクルなストーリーや展開があるのではないかと嫌な予感も持って観たのだけれど、逆にアルフォンソ・キュアロン監督は地味じゃないかと思うくらいそういった要素を持ち込まない。サンドラ・ブロックの屈強な肉体を誇張することによって、その肉体がなす術もなく浮遊する様に絶望と寂寥、孤独を宿す。肉体の弱さと精神の強さを描く。
そして、その自らの身体で立ち、歩くことの困難さ=重力の恩恵を立ち上がらせることにより、地球愛をまで描こうとするのだ。
だから、やっぱり邦題も原題と同じく『グラビティ』で良かったんじゃないかと。これは無重力を描きながら重力を意識させる作品だと思ったから。
とにかく映像的にはずっと忘れられない体験となったし、それだけでは終わらせない作品になっていたことも素晴らしかった。
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