Together Through Life

 

祈りの幕が下りる時



母から借りていた東野圭吾『祈りの幕が下りる時』を読了。加賀恭一郎シリーズの最新作。
加賀恭一郎シリーズは結構ずっと読み続けているのだけれど、こういう同じ主人公のシリーズものでこれほどその人物を徐々に深く掘り下げていくようなミステリーが他にあるだろうか。
加賀の冷静なふるまいの内に見え隠れする孤独。抱えているもの。それらが本作では明らかになり、切なく胸が締め付けられる。誰に向かって発散すればいいのか分からない寂寥感が湧き上がり、この感覚こそ加賀恭一郎が胸の奥に秘めているものだと感じる。
もちろん東野圭吾だから本作自体、単品としての構成も事件の真相もそれに近付く展開も見事なんだけれど、全体を通して奥深くに踏み込んでいくというこの「加賀恭一郎シリーズ」自体がすごいし、ここからまた新たに展開するであろうこのシリーズの「新章」が楽しみ。
Comments
 
こんばんは。

自分も「祈りの幕が下りる時」読みましたよ。
いい作品ですよね。

ますます深みを増す加賀恭一郎の人間描写や、
事件を通して伝わってくる強いメッセージ性が良かったです。

加賀シリーズは本当に素晴らしいですね。
神崎さま 
コメントありがとうございます。
神崎さんのブログもちょこっと見させてもらいましたが、小説出版されてるんですね。すごい。。。!
そうですね、加賀シリーズはすごいなぁと本作読んで改めて思いました。今後が楽しみです♪

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