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何度でも



今年の凱旋門賞は日本現役最強馬であり昨年の凱旋門賞でも勝ちに等しい2着という結果を残しているオルフェーブルと、今年の日本ダービー馬であり斤量面でも有利な3歳での挑戦に期待されたキズナが日本から参戦し、実際それぞれ1番人気と3番人気に支持され、これまでで一番のチャンスではないかと思われていた。僕もそう思って、夜11時から始まったテレビ中継の画面にかじりついていた。
結果、オルフェーブルが2着。キズナは4着。
道中オルフェーブルは囲まれたりぶつけられたり塞がれたりして苦しい競馬を強いられはしたが、あの程度は戦前から織り込み済みだったはずで、昨年抜け出してからよれて差された経験からスミヨンが若干追い出しを我慢し、結果遅かったのだとしても、勝ち馬との5馬身差はもはや完敗といっていい決定的な差だった。
道中は後方に位置し、勝ち馬が動き出したと同時に進出、最大のライバルであるオルフェーブルをインに閉じ込めて早めにスパートを開始した武豊の勝ちを獲りにいく鬼気迫る騎乗は満点に近かったのだから、そこからオルフェーブルにも3着馬にも追いすがれなかったキズナはまだ力が足りなかったのだと考えるしかない。
世界最高峰のレースで2着と、4着。上位を占めたわけだが、もはや僕たち日本人はそれでは満足できるレベルではなくなっていた。それはつまり、日本競馬はすでに世界レベルに追い付いているという認識を僕らが持っているということ。だからこそ、勝ちにこだわった。
世界の壁は厚い、高いなどともう言うつもりはない。ただ、凱旋門賞の頂はまだまだ遥かに高く、分厚い。勝った3歳牝馬トレヴは恐ろしいほどに強く、世界にはこれほどまでの馬がいるのかと思い知らされた。
ただ、挑戦はまだまだ続く。何度でも続く。次回こそ、日本にはこれほどまでの馬がいるのかと世界に思わせるべく。そして願わくはその鞍上にも日本人ジョッキーが乗っていてもらいたい。
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