Together Through Life

 

ジャンゴ



クエンティン・タランティーノ監督『ジャンゴ 繋がれざる者』を観た。
オープニングがらもうタランティーノ臭がプンプン匂い、癖のある登場人物間の緊張感溢れる会話、そこから絶妙のタイミングで一転暴発するバイオレンス。それを盛り上げるクールな音楽。これぞタランティーノ!と喝采すら送りたくなる、久しぶりの作品ではないか。
奴隷制度故に引き裂かれた妻を探したいジャンゴ、それに協力する謎のドイツ人賞金稼ぎDr.シュルツ(それにしてもクリストフ・ヴァルツは最高だ)、乗り込む先の農園主ムッシュ・キャンディと彼を支える白人に魂を売った黒人使用人スティーブン。揃える駒が最高なのはもちろん、それを変幻自在に動かして語るタランティーノの語り口は滑らかでいて饒舌だ。補強するのは彼の膨大な映画へのリスペクトとその偏狂的愛に満ち溢れたパロディ。結果、映画は最強のタランティーノ世界として立ち上がる。
久しぶりにこの世界を堪能できた。満足。
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