Together Through Life

 

ムーンライズ・キングダム



ウェス・アンダーソン監督『ムーンライズ・キングダム』を観た。
時代は1960年代、舞台はとある小さな島、ボーイスカウトに所属する少年が恋する少女と巻き起こす逃避行騒動。限定された舞台でまだ幼い少年少女が巻き起こす騒動(ボーイスカウトという設定もそうだ)という意味で、これは大人になる前の人生の予行演習として描かれる。
ただ、途中から様相は変わる。必死になって少年少女を追う大人たち(これがまた滑稽なのだが)を巻き込み、予想外の事態が巻き起こり、予行演習はどんどん人生そのもの、そこまでじゃなくとも人生の縮図へと転換される。想いを叶えたい。でも、想い通りになんていくはずもない。だから人生は辛いし、でも楽しい。
全てのカットが細部まで緻密にアートディレクションされた映像は美しく、子供たちなりに必死に逃げる姿は微笑ましいし、それを追う大人たち(豪華キャスト!)もまたすべて哀愁と活気を併せ持って魅力的だ。小作ながらも心に残る一品。
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