Together Through Life

 

人生の特等席

往きの機内でロバート・ロレンツ監督『人生の特等席』を観た。



老スカウトは老いが蝕む身体に抗う。心配する娘とぶつかる。チームの方針に刃向かう。つまり典型的な頑固親父だ。頑固親父の老スカウトは老いに打ち勝ち仕事を全うできるのだろうか。娘と和解できるのだろうか。チームに必要とされるのだろうか。すべては典型的で先が読める。つまりテーマや展開としてはもう使い古されて飽き飽きしたもののはずなのに、どうしてか観られるのは一重にクリント・イーストウッドの圧倒的存在感に因る。逆にこれは彼の気配を全面的に信頼し、前に押し出し、あとは余計なことをしなかった監督の作戦勝ちなのかも知れない。ラストもすごくベタなのに、後味爽やかなんだから。1人の俳優の力、彼の積み重ねてきたもの、そういったものの大きさをしみじみと感じる。
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