Together Through Life

 

自分をえらんで生まれてきたよ



なんか話題になっているらしく、母もパートナーも読みたいと買ったいんやくりお『自分をえらんで生まれてきたよ』を僕も読んでみた。
生まれながらにちょっとした「困難(不整脈のため34週で帝王切開)」を持つりお君、その後もおよそ健康優良児とは言えない人生(3歳でペースメーカーを埋め込み、10歳でカテーテルアブレーション術を行う。慢性肺疾患、喘息により、9歳まで在宅酸素療法)を送ってきた。そんなりお君が片言で話し出してから9歳までの言葉をお母さんが書き取ったものをまとめた本。
「あの世」や「神様」や「輪廻転生」といったものを想起させるキラキラとした言葉は、だからスピリチュアルだとかテツガク的だとかと捉えられるけれど、ここにあるのはただただ何よりも輝くまっさらで正直な言葉たちだ。それ以上でも、それ以下でもない。
だからこそ、僕たち(すでにまっさらでも正直でもない)大人たちはそんな言葉たちにスピリチュアルを見出し、テツガク的に考え、純粋に感動する。
もうすぐ初めての子供を迎える友人が、「言ってしまえば健康でなくてもいい。無事に生まれてきてさえくれれば」というようなことを言っていた。つい五体満足で健康にさえ、と言ってしまいがちな中で、その友人の言葉はズシンと響いた。
だってそうだよね。りお君も言っている。子供はみんな親を選んで生まれてきてくれている。僕たちは選ばれたんだ。
さらにりお君は言う。

 ぼくは、病気を選んで、
 生まれてきた。
 希望をもって、
 生まれてきた。
 心を感じることで、
 勇気が出る。
 それがつまり、
 希望のことなんだ。

だから、祝福されずに生まれてくる子供なんていない。僕たちは子供たちを祝福し、感謝しなければならない。選んでくれて、ありがとう。
さらにその上で健康であるのなら、それは奇跡的に感動すべきことなんだ。
そのことを噛み締めて。
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