Together Through Life

 

ヒューゴの不思議な発明

帰国の日。朝5時半に起きて6時にチェックアウト。空港着が6時半。便は8時15分。
機内でマーティン・スコセッシ監督『ヒューゴの不思議な発明』を観る。もちろん機内なので3Dではない。



だいたい邦題からしてこれまでのスコセッシ監督作品とは一線を画すもの。まるでスピルバーグの作品みたい。それでもきっと3Dで観たらもっと美しいであろう1930年代パリのサン・ラザール駅をブーンと動くカメラの動きが印象的な導入部から、前半はヒューゴ少年の父を巡る物語がテンポ良く進む。それが次第と伝説の映画製作者である魔術者ジョルジュ・メリエスを巡る話となる。
スコセッシは初めて手に入れた3D技術に興奮し、これまでのキャリアとは(あえてかどうか…)まったく違う作品を創り出した。映画の可能性に再び興奮させられたのだから、この作品には映画に対する愛が満ち溢れる。メリエスは映画を創り出した。ヒューゴ少年はそれを再発見した。両者ともに、きっとスコセッシなのだ。
映画を再発見し、映画への愛に満ちているという点ではこの間観た『アーティスト』とテーマは被る。で、結果『アーティスト』の方があらゆる面で優れていると感じただけに、こちらは少々物足りない印象。
それと邦題が全然ダメだなぁ。ヒューゴ少年はまったく「不思議な発明」などしてないし。こうやって内容と合わない邦題をつけて、なんか子供も一緒に観られるファンタジーのような印象を与えてしまっているのは営業的にも大失敗なのではないかと。
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