Together Through Life

 

卒業

ここのホテルはNHKだけじゃなくて日本の民放もいくつか映るのだけど、やっぱり出張中のホテルの夜は読書している時間が多い。
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズはすでにほとんど読んでいるのだけれど、彼が大学生だったころなんてどうなんだろう…という理由で読んでいなかった第1作『卒業』を母が持っていたので借り、今夜読了。



加賀恭一郎は未だ刑事にはなっていなくて剣道一筋で同級生に恋もしている大学生。読んでいるとどうしても阿部寛の顔が浮かんでくるので、それを大学生の阿部ちゃんに変換するのが何気に大変だったり。
密室殺人だったり雪月花乃式という茶道の方式を利用したトリックは込み入っていて、図も載っているのだけれどたぶん読み進めている途中で見破るのは難しい。現に加賀の推理も完全に当たっていない、というのはこれから完全無欠の刑事へと成長していく過程をシリーズとして見せようと、この時点で著者が考えていたからなのか。
それでもやっぱり著者の作品はぐいぐい惹き込まれて読ませるし、その後加賀がどこか憂いを含んだキャラクターになっていく原点を見られた気がした。
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