Together Through Life

 

RICKY



フランソワ・オゾン監督『リッキー』を観た。
なんだか疲れていそうな母子家庭の母親カティが一目惚れしたスペイン人パコと一瞬にして関係を持ち子供を授かりやがてパコは家を出ちゃうがまた舞い戻ってきて…。
壊れそうでなんとかカタチを留めようともがく家族に、まさに天使のごとく翼の生えた赤ちゃんリッキーが生まれたことにより家族はまた幸せのカタチを取り戻した、かに見える内容。
でも、そこはフランソワ・オゾン。冒頭に置かれた母が子を捨てようと相談しているシーンがどこにつながるのかによって内容は変わってくる。最後に置かれた幸せの結晶のようなシーンは、果たして本当に「ラストシーン」なのか。そのあとあの冒頭のシーンにつながっているのだとすると…。なんだか恐ろしい作品にも思える。
赤ちゃんが天使だという幸せなメタファーを逆手にもとれる不思議な物語。オゾンらしい、ファンタジックだけどフランス映画的寓話なのだと思う。
ま、とにかくリザとリッキーがかわいいこと。
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