Together Through Life

 

私が彼を殺した



だいたい出張ごとに加賀恭一郎シリーズを2作目から順番に呼んでいる。で今日5作目『私が彼を殺した』を読了。3作目の『どちらかが彼女を殺した』に次ぐ、本格「推理」小説。つまり、最後まで犯人は明かされない。
各章は容疑者となる3人の一人称がそれぞれ入れ替わる語りで進む。そして、加賀恭一郎シリーズにも関わらず、加賀は半分近くにならないと登場しない。もちろん登場するやいなや鋭い存在感で一人称の容疑者たちの心理を揺さぶっていく。
終盤はアガサ・クリスティを思わせるスリリングな謎解き劇。容疑者と被害者の妻が一堂に会し、加賀が名探偵さながら事件の全容を解き明かしていく。各章は短いページ数でころころと入れ替わり、それが読み手にさらなる緊迫感を与える。
文庫本で読んだのだけれど、『どちらかが彼女を殺した』と同様袋とじ解説がつけられていて、やっぱり今回もこれを読んで、さらに序盤から読み返してみてようやく犯人が分かった。まったく、推理力のない読み手だこと…。
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