Together Through Life

 

今立つ地面を踏み締めるために

気や息を抜くと決めた日曜日、休日。とりあえず11時まで寝るでしょう。
起きて少しぼーっとして、支度をしてタクシーでショッピングモールへ。昼食がてら。カレーを食べてウィンドウショッピングして、スタバでアイスコーヒーを飲みながら読書。のんびり、な時間。
読書の合間、ぼんやりとする。異国の雑踏に1人でいてぼんやりしていると、よく昔の記憶が映像となって蘇る。生まれた街、生まれた家、通学路、公園、幼児園、野球ボールを当てていた壁、ザリガニを捕ったどぶ、思い出の旧駅舎、友達、初恋、祖父、祖母、父、母、妹…。

今、僕は幸せだよ。それは確か。
でも、異国の雑踏で1人でぼんやりしていると、足元から突然地面を抜き取られ、ストンとどこかに落とされそうな感覚に陥ることがある。いや、突然足元から地面がなくなって落ちてしまった恐怖が、経験として蘇り、寒気がする。
「返してくれよ!」と思う。一瞬だけど。思う。突然落とさないでよ、と。

落ちては這い上がり、上った場所で幸せを掴むのが人生だ、ということはもう知っているし、僕も父も母も、妹も新しく上った場所で新しく出会った人と幸せを掴めた。きっとそれを逃さないために、もう2度と足元から地面を掬い取られないために、たぶんこうやって異国の雑踏の孤独で、時折あの感覚が呼び戻されるのだろう、と思う。

もちろんそんな感覚は一瞬で、スタバを出てまた歩き出す。
ショッピングモールの入り口には大きながぁこが置いてあり、がぁこ好きな義母が見たら喜ぶだろうな、と微笑む。



日曜日だというのに夜は社長と帰国後の仕事などについて打ち合わせを兼ねた食事。
現実を生き、過去の恐怖から学び、前を向いて、上を向いて、これからどんどん地盤を固める。ぬかるみになる恐怖を払拭し、安心して立てる地面を、今大切な人たちとともに踏み固める。

今日はでっかいがぁこがいてくれて、微笑めて、良かった。
きっと、がぁこ好きな義母がいる僕のために出てきてくれたのだと思う。ことにする。
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