Together Through Life

 

告白

梅雨が明けた。暑い!
いつもの土曜日通りannをバレエに送り、ただ今日は見学せずにannがバレエをしている間洗車に行く。車も綺麗になってすっきり。
バレエのあとはアイスを食べて帰宅。annが昼寝している間、映画を観る。
中島哲也監督『告白』。夏に観る映画じゃないけどね…。



湊かなえの原作小説は話題になったので読んではいたのだけれど、どうしようもない人間の狂気を描いた物語の割りには登場人物や事件そのものの「薄さ」が気になってしまっていた。
今回、中島哲也監督の映画を観て、なんとなくその「薄さ」の理由に納得。
事件そのものはえげつないしどうしようもないし、人間の狂気は留まる事を知らない。だからこそ、それらは「薄く」描かれるべきだったのではないか。
誰に話しているでもない、ただ虚空に小さな声で響く「告白」。人の心の奥深さも、命の重さも尊さも薄っぺらい。中島監督はポップに、残虐に、映像美をとことん駆使して事件や人間や心や命を「薄く」物語ることによって、逆説的に「重さ」を描く。
小説を超えていると感じた希有な映画。松たか子が薄ら怖くて、素晴らしい。
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