Together Through Life

 

生きて死ぬ私



茂木健一郎『生きて死ぬ私』を読んだ。
著者30代前半の著ゆえに生と死、「言葉」と「もの言わぬものたち」の狭間で立ち尽くし、迷い、思考し、苦悩すらする壮年時代の正直な思いに溢れた良著。
意識とは、脳のニューロンが発火して起こる脳内現象でしかない。脳とは、タンパク質が複雑に組み合わさった機械的物質でしかない。科学者はそれを知りながら、それでも生を見つめ、死を見つめ、私を見つめてその神秘に喜び、迷う。
科学的アプローチで迫るだけではなく、確かにある「狭間」に立って正直に世界を解読しようとする姿勢は哲学的でもあるし、文学的でもあり、だからこそ著者が吐き出す吐露にとても共感できる。
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