Together Through Life

 

エイジ


今日、ウチに携帯を忘れて出勤してしまった。平日の昼間なんて滅多に急用などないんだけれど、携帯って忘れるととても気になる。なんだか落ち着かない。
帰宅してみたら、取引先から電話があっただけだった。良かった。

重松清『エイジ』を文庫で読了。いわゆる少年(が加害者の)事件を題材にした小説。通り魔で捕まった犯人を同級生として持つ、中学2年生の少年エイジの目線で物語は進行する。
現代の少年犯罪を通して、彼等の心の奥深くを探るのはなかなか難しいものがあるけれど、『エイジ』はリアルにそこを描き切ってると思う。子供の終点、大人への出発点である、中学2年生という時期特有の”揺れ”が感じられる。
ただ、う〜ん、やっぱり難しいんだろうなぁ。極論を言えば、大人の目線からでは所詮憶測でしか描けない、というのはある。リアルっぽく感じるのは、僕達大人だけかも知れないし。こういうテーマは本当に難しい。ただ、そこに敢然と挑み、少年達の思いをすくい取ろうとしている意欲作だと思う。

「善意は悪意に負けっぱなしだけど、「好き」は善意とも悪意とも違って、正しいも間違ってるもカッコいいも悪いも関係なくて、ただこんなに気持ちがいい。」

少年達みんなが、いや、僕達大人も、こういう風に感じて生きていければいいな、と思う。

 

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