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Together Through Life

 

人生のちょっとした煩い



グレイス・ペイリー著、村上春樹訳『人生のちょっとした煩い』を読んだ。『最後の瞬間のすごく大きな変化』を読んで、いつか違う著作も読みたいと思ったんだけど、あれからもう6年以上経つのか。
グレイス・ペイリーは人生で短編集を3つしか出していないとても寡作な作家なんだけど、今作が最初の作品らしい。
確かに、『最後の瞬間のすごく大きな変化』は不思議な光景ながらも、日常の延長線上にあるというか、突飛な印象もなく、独特の味わいがありながらもどっしりとした作品集だった印象だけれど、今作は摩訶不思議な物語が多い。若さだろうか。
でもやっぱりこの作者特有の味わいは変わりなく、どこに進んでいくのか分からないような物語世界、展開にワクワクする。特に『変更することのできない直径』が秀逸。
さて、続けて最後の『その日の後刻に』も読もう。

 

127時間

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ダニー・ボイル監督『127時間』を観た。ロッククライミング中に落下して腕を岩に挟まれ、身動きが取れないまま127時間を生き延びた実話を映画化したっていうくらいの前知識しか持たず、ただダニー・ボイルだからと観てみたら…想像以上に痛く、痛切な作品だった。
まずはやっぱりダニー・ボイル。何しろ動けないままの127時間なので、登場人物も背景も限られてくるはずが、巧みなカメラワークと編集と音楽で飽きさせることなく魅せる。
主人公アーロンはどちらかというと軽く、緩やかに社会に繋がっている男だ。でも岩に挟まれ一歩も動けず、誰の助けも期待できない。孤独のど真ん中で死を覚悟したとき、人生を振り返ったとき、彼の生きてきた社会が痛切に恋しくなる。人との繋がり、築いてきた世界。そこを保つには「緩やか」では駄目なんだ。そこに戻るにはこれほどまでの痛みが必要なんだ。
しかしこれが実話だっていうから、世界にはすごい男がいるもんだ。

 

11歳

今日はannの11歳の誕生日。2桁になって2年目に突入。

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よもやここまでannの誕生日に書くことが毎年変わらないのかと驚くけれど、「未だに甘えん坊で泣き虫でやかましくて…」。11歳になった今もそれは変わらない。そこに思春期(?)特有の反抗的な態度や言葉(まぁ大したことないんだけど)が加わり、この間も結構叱っちゃったしね。
でもやっぱり、またこれも毎年のことだけど、というかもう一生のことだけど、そんな全てをひっくるめて愛すべき娘。

自分が一番大きな声でハッピーバースデイを熱唱。

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11歳おめでとう!

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婚約者の友人

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フランソワ・オゾン監督『婚約者の友人』を観た。
第一次世界大戦直後のドイツ。婚約者を戦争で亡くしたアンナのもとに訪れる、彼の友人だというフランス人アドリアン。アドリアンの抱える秘密、苦悩が次第に明らかにされるミステリータッチの前半から、立場が反転する後半はいわゆる戦争悲恋物語。
時折モノクロからカラーに変わる演出、静かで風格ある演出が素晴らしい。さすがオゾン。
戦争を俯瞰的に描き、戦争の絶対悪を炙り出す。ここに出てくるドイツ人、フランス人は誰も悪くない。戦争こそが彼らを憎しみ合いに導く悪なのだ。
オゾンっぽさはあまり感じられない反戦映画だけれど、さすがにそこら辺の作品とは違い、静かに心に沁みる。

 

庭造り

庭というほど広くはないけれど、少し残しておいてもらった土の部分。そこに前の家から持ってきたり買ったりした木や花を植えようと。
義母のアドバイスの下、そしてご近所の友人パパKKのお手伝いを受け、まずは前の家に行って梅、ミカンの木と笹なんかを引っこ抜く。
これが大変。毛虫に悩まされながらまずは大きく育った枝を剪定。そして広く根を張った木を引っこ抜く。んだけど、もう今日はカンカン照りで暑い暑い。汗だくでヘトヘト。

昼過ぎに新居に運び、枯れたら困るのですぐに植える。
遅い昼ご飯を食べ、義母が買ってきてくれた枝垂桜、紅葉なんかも。
終わったころには日が暮れていた。

でも、良い感じに出来たかなぁ。

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紅葉が小さすぎて見えないけれど、いずれ大きくなってこの庭のメインになってほしいなぁ。

こちらは手前が姫リンゴ、奥が枝垂桜。

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あとは姫リンゴの左奥にざーっとアジサイ植えたら庭はだいたいオッケーかな。

春には枝垂桜が咲き、梅雨にはアジサイ、そして紅葉が色づきミカンの実がなる。季節ごとに表情を変える、良い庭になるといいな。

 

すべての見えない光

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アンソニー・ドーア著、藤井光訳『すべての見えない光』を読んだ。
舞台は第二次世界大戦。孤児院からナチスの技術兵となったヴェルナーと、パリからサン・マロへと逃れ、父と視力を失った少女マリー=ロール。戦火が少しずつ彼らの人生を蝕み、それでもどこかで、見えない光で繋がり、やがて邂逅しやがて再び離れる奇跡の物語。
一行一行が抒情性豊かに詩的で、世界は戦争に覆われていようとも一人一人の人間が感じる肌触り、心の交流、すべての見えない光ではそれでも美しい。
素晴らしい小説に出会った。必ずまた再読したい。

 

レディ・プレイヤー1

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スティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』を観た。
さすがとしか言いようのないスピード感溢れる一級のエンターテインメントだ。80年代のアメコミキャラや映画などのサブカルをほとんど総動員して、VRに支配された未来の世界を描く。
しかもその80年代の中心に自身もどっかりといたスピルバーグは、これまで同様に超楽しいエンターテインメントを提供しながら、というかその中で、その中にだけどっぷりと浸かってしまうことに警鐘を鳴らす。この逆説的アイロニーというか自己矛盾というか、そういうところが他のエンターテインメントとは一線を画している。
デロリアンや金田バイクにも興奮したけれど、やっぱりガンダムだなぁ。これ、ガンダムだけの実写版でも作れるんじゃないかというほどのクオリティだった。

 

ダンケルク

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クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』鑑賞。
戦場にいる兵士たちはそもそも戦況などの詳細を把握できているはずがない。ただその場で、次々に迫りくる危険に恐怖を覚え、生き延びるために戦ったり逃げたりするのみだ。
今作でノーランは観客をもその状態に放りこむ。だから登場人物の背景など描かないし、敵の顔など見せない(だって戦場の兵士たちにはそんなものは見えていないから)。戦場はあくまでも「状況」であり、登場人物は「概念」として描かれる。
だから観ている僕たちも恐怖を覚える。右も左も分からない戦場に放りこまれ、どこから襲ってくるか分からない顔の見えない敵に怯える。
すごい映画だった。

 

猛暑の夏の楽しい日曜日

先週の海に引き続き、今週はA家族とプール。これまでも何度も行っている生命の森リゾートのラクレマンプール。

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スライダーもなく穴場的なプールなんだけど、今日はこれまでで一番空いていて驚いた。広めに場所を陣取って楽しむ。

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allenもスイミングのお陰ですっかり水に慣れていてありがたい。クロールまがいの泳ぎとかするし。

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annは男子のHを意識しながらも楽しそうに遊ぶ。HもHで楽しそう。まだまだ子供な2人。

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それにしても今日は暑い。プールや海に行かないんならどこで遊ぶの?っていうくらい暑い。でもプールにいるからそれが嬉しい。

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飛び込みとかボールに入るやつとか楽しみ、15時半頃撤収。

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その撤収作業に入った途端に汗が噴き出る。またプールに入りたくなるのを我慢して帰路へ。
夜は我が家でお好み焼き&もんじゃパーティー。今日も楽しい夏の日曜日。

 

弾丸白浜ビーチ

この間のコーテージ旅初日の海に、Mたんの具合が万全じゃなくて来れなかったT家族。そのパパKKが白浜に行ったことがないこともあり、今日はT家族と以前から計画していた下田の白浜の海へ。
実は出発は昨夜23時半。早朝出ても着くのは昼過ぎというのが伊豆の海、特に下田の恐ろしいところで、だったら深夜のうちに着いちゃって早朝から駐車場確保して海入っちゃおうという計画。なんか10代20代のときのようでワクワクして出発。深夜の運転もそれほど苦もなく、到着は3時半ころ。スタッフはいなかったけれど入れた駐車場に車を停めて眠る。星がすごくきれいで得した気分。

そして朝。狭い車内であまりよく眠れなかったものの、素晴らしいお天気でテンションは上がる。

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起きるとスタッフのおじさんがいて、駐車料金を払う。再入場できるというのでコンビニへ向かう、と、もっと良い場所に駐車場があるではないか。そこをウチが確保して、さっきの駐車場をT家族が断りに。申し訳ない。

さあ、いざ白浜の海へ!

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やっぱり海も砂浜もきれいで、これがあるからここまで頑張って来るんだよなぁ。

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さあ、いざビール!

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海で遊び、

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浜で遊ぶ。

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楽しい。本当に楽しいね。

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波は少し高かったけれど、暑過ぎずビーチで長く過ごせる感じ。適度に休んだらまた海へ。

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朝早くから来ていたのでさすがに午後早めに海を切り上げ、KKが知り合いに聞いてくれていた海鮮料理屋へ。

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海の幸が美味しい。

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さて、この後どうしようかっていう風まかせ感が心地良いT家族と我が家の呼吸。せっかくなので浄蓮の滝でも行っておくか。

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帰りは早い段階からすでに渋滞が始まってしまい、ならばと三島で日帰り温泉。雄大な富士が出迎えてくれ、温泉で疲れた身体を癒す。

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渋滞やり過ごせたかなと思いきや、やっぱり東名が混んでいて、さらに眠い!めっちゃ眠い!旅行なんかの帰りの長距離運転とかでほとんど眠くなったことのない僕が、途中のSAに寄らないとちょっとやばいかもと思うくらい眠い。やっぱり深夜着とかの強行軍は無理になってきているお年頃なんだなぁ。残念だけれど。でもまた白浜には来たいし、次回は泊まりだね。

 

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