FC2ブログ

Together Through Life

 

ジブリの教科書10 もののけ姫

71MHpg31xLL (348x500)

4年前に『となりのトトロ』を読んで以来止まっていた「ジブリの教科書」シリーズ。順番に読もうと思っていると『トトロ』の次がやっぱり『火垂るの墓』になり、ちょっとやっぱり気が進まなかった。なのでもう順番関係なく読もうと思い、この度『もののけ姫』を。
三部構成で、第一部が完成までの道のり、第二部は宮崎駿監督の海外メディアからのインタビューと制作陣の話、そして第三部が各界見識者たちの論評。
やはりこの映画自体が具体的な解決やメッセージが示されていないという視点から、結構批判的な批評も多い。逆にそれをも含めて「ジブリの教科書」に載せていることはすごいと思うが。
この間テレビでやっていたのを改めて観てみて、そしてこの本を読み、宮崎駿の抱える自己矛盾を再認識する。僕はだからこそこれだけ奥の深い作品を産み出してこれたのだと思うけれど、やっぱりあれだけの地位、立場になり、問題作を世に問うと批判も出てくるよなぁ。期待も大きいだけに。
僕としては宮崎駿はたぶんほとんど無自覚な人なんだと思っている。矛盾を抱えたまま大きくなり年を取った子供のような。だからなんか外野がああだこうだ言っても仕方ないというか、批判しているつもりが逆に置いてきぼりくらっているような印象。
ちなみにやっぱりこの間観た何度目かの『もののけ姫』は素晴らしい映画で、そこに時代的な批評性だけを見ようとするのは野暮ではないかなぁ。

 

13th Anniversary

毎年結婚記念日のことは記事にしてきたつもりだったんだけど、なんと10周年の後からは書いてないのね。

今年は13回目。ま、中途半端な年数だけど記念日には違いない。ケーキを買って帰ったら、パートナーは結婚した年のワインを買ってきれくれた。
子供たちも一緒に乾杯。

IMG_1964 (450x450)

新しい家で初めて迎える結婚記念日。今年は忘れずに記事にできて良かった(結婚記念日自体は毎年忘れてなかったのよ)。

僕たちおめでとう。これまでありがとう。
これからも、よろしく。

 

親指姫とコッペリア

毎年恒例となった姪っ子Kちゃんのバレエ発表会のため秩父へ。午後からなので午前中は長瀞の月の石紅葉公園で紅葉狩り。

IMG_1918 (375x500)

IMG_1921 (450x450)

こんなのがあった。イマドキだね。

IMG_1920 (450x450)

川の方にも降りて遊ぶ。

IMG_1935 (375x500)

IMG_1937 (375x500)

一面真っ赤ではなかったけれど、充分綺麗で堪能できた。

IMG_1939 (450x450)

また来年も来れればいいな。

IMG_1957 (375x500)

お昼にお蕎麦を食べ、発表会へ。今年は親指姫とコッペリア。

IMG_1958 (375x500)

ここのは発表会と公演と2つやるので、なかなか長い時間だった。でもKちゃんの出番も多く(なんと5回!)、驚くほど上手になっているし、コッペリアはやっぱり話が面白いので最後まで楽しめた。
Kちゃん、お疲れ様。

IMG_1960 (375x500)

こちら、途中からロビーに出っぱなしだった弟たち。

IMG_1963 (375x500)

さて、来年はもっと上手くなっているんだろうな。楽しみ。あ、その前にannの発表会だなぁ。

 

ポルト

1441473317bd913aeff10b007d40e91d (500x344)

ゲイブ・ブリンガー監督『ポルト』を観た。美しいポルトの街をバックに織りなされる男女の出会いとすれ違い。
時間軸を一旦バラバラにしてから再構築したり、映像の粗さや縦横のアスペクト比を変えたりすることで、男女の思いの重さが浮き彫りにされる。静かな、とても美しいポルトで、男はそこに留まり、進めず、でも女はそこをただの通過点だと感じる。あぁ、切ない。
ジム・ジャームッシュが製作総指揮に入っていて、なるほど彼の作風によく似ている。
こういった心の細かな機微を描くラブストーリーを、皆が寝静まった夜に一人観るのは結構好き。

 

国宝

910-7XPe-hL (280x400)913EcxuLzGL (281x400)

吉田修一『国宝』読了。
朝日新聞連載時には読んでいなかったんだけれど、その落語のような、いや、講談のような語り口の文体に驚いたのは覚えている。吉田修一は好きなので出版されたら買うんだけれど、読み始める前はその文体が読みにくいのではないかという危惧はあった。
ただ読み始めてみると、まさに講談のように流れるような進み具合。強弱、抑揚がつき、そこに著者ならではのリアルな会話や美しい描写が相俟って、歌舞伎役者の一代記をとても楽しんで読み進めることが出来た。
ただ上下巻で700ページ以上あるとはいえ、波乱万丈の役者人生を描き切るにはやはり短く、少し駆け足で展開するようなところは大河というよりは朝の連ドラのような印象も。うん。純文学というよりはやっぱりエンターテインメントというような。でもすごく面白かったなぁ。
特に主人公の喜久雄=三代目花井半二郎が芸を極め、歌舞伎を超えて芸を超え、つまりは平凡な人間からはもはや理解すらし難く狂人のようにしか見えず、ただ三代目はひたすらに美しい舞台の上で生きているしかない、そういったクライマックスの描写に講談の調子が効いていて、素晴らしく目頭が熱くなる。
著者自ら四代目中村鴈治郎の舞台に黒衣として付きっ切りで取材したせいか、歌舞伎の舞台裏の描写まで見事にリアル。芸に生き、芸に死ぬ。言葉にすれば簡単だけれど、当然誰にでも出来ることではなく、それは美しくも狂うという壮絶な人生を生きることなのだ。
あぁ、本当に楽しい読書体験だった。

 

さらなる思いを込め

仕事を終えて帰宅し、パートナーとallenとでannのバレエを迎えに行き、その足で今年は一の酉へ。

IMG_1843 (500x375)

まだ一の酉だからなのか分からないけれど、今年はそれほどの人出でもなく。

IMG_1841 (450x450)

ビール片手に焼きそばや唐揚げを食べながら歩き、まずは去年、特別な思いを込めた熊手を納める。

そして、去年と同じ店でさらなる思いを込めた熊手を購入。
去年の熊手にはお世話になった。お陰で念願叶い、家族の城を築くことが出来た。これからもこの家で、家族仲良く、幸せに、豊かに暮らしていけますようにと我が家の熊手に願いを込め、パートナーの仕事がさらに上手くいきますようにとアンタントの升にお祈りする。

IMG_1844 (450x450)

家内安全。商売繁盛。笑門来福。
宜しくお願い致します。

 

猿の惑星:聖戦記

DMfWY4VVQAExnVW (550x290)

マット・リーヴス監督『猿の惑星:聖戦記』を観た。前作を機内で観て早く次を観たいと思ってたのが、なんと去年の12月のことで驚いた。本当に月日が経つのは早い。
で、この新シリーズ最終作。「聖戦記」と名付けられてはいる(原題は『War for the Planet of the Apes』)が、派手なアクション戦争映画ではなく、人間に捉えられ奴隷のように扱われる猿たちの脱出劇、さらには戦争の愚かさ、そこに芽生える復讐という名の憎悪、さらにはそんな憎しみの感情と戦う心の内なる戦いが描かれる。
驚くのが大佐率いる全体主義的白人だらけの軍隊がナチスドイツではなく、完全にアメリカだということ。そしてそんな白人至上主義者=アメリカに奴隷として人権を奪われ迫害されてきた猿たち=異人種、異民族が立ち向かうという構図は、まさに国家権力に対する運動であり、革命を想起させる。やがて星条旗は焼け落ち、猿の惑星=新しい世界が誕生する(ただ僕たちはそんな新しい世界でもまた同じことが繰り返されることを知っているから、それがまた悲しい)。こういう映画も作れることがやっぱりアメリカ映画の懐の深さだってことが感じられる(まぁ数は少ないけれど)。
極悪非道に見える大佐の悲劇と苦悩もちゃんと描かれ、勧善懲悪の単純な二項対立を避けていること。シーザー=モーセを想起させる旧約聖書的展開。『プラトーン』や『地獄の黙示録』など様々な戦争映画へのオマージュ。そして何より文明を築き繁栄を謳歌しようとする人間や猿たちがいかに小さな存在であるかを思い知らせようとするかのような、大いなる自然の力。あらゆる要素が散りばめられ絡み合い、とても壮大で深みのある作品になっていることは間違いない。
これを観て、またあの1作目を観直したいような、観直したくないような…。

 

Happy Halloween from Ferris Wheel

IMG_1815 (450x450)

毎年恒例、秋の観覧車。実はこれ、パートナーと付き合って最初のデートらしいデートで来た場所で、その記念に毎年来ているんだけれど、annが11歳になりallenが6歳になってもまだこうやって続けられていることは嬉しい限り。こういうの読み返すと、懐かしいなぁって。
ここしばらくは夕方とか昼間来ていたんだけど、久しぶりに夜来るとやっぱり夜景も良いもんだ。
しかも今年はハロウィーンの時期も重なっていて、たまたまハロウィーンの装飾が施されたゴンドラに乗れてラッキー。

IMG_1821 (500x375)

また来年も、その先もずっと続けるのだ。

 

若い方のパパたちと

保育園のallenの組のパパたちの間で毎年の恒例となっている浦安バル街。僕は一昨年から参加して、去年は理由は思い出せないけど不参加。そしてまた今年参加。
地域の飲食店がたくさん参加していて、5枚つづりのチケットを購入して、各店舗1枚でドリンクとピンチョーを出してくれる。
例えば赤ワインと春菊のサラダ(ここは他に生ハムとピザも出た)。

44639193_1912002968898140_5770178263120871424_n (500x375)

色んなお店が味わえて楽しい催し。
例えば色んな種類のテキーラが味わえるバー。

IMG_1761 (450x450)

マスターはテキーラマイスターみたいな資格も持っているらしく本格的。色んな種類、熟成度の違うテキーラを飲み比べ。思えばこうやってテキーラをちびちび味わって飲むのは初めてだなぁ。なかなか美味。

色々回って最後のバーはお客さんいっぱいで立ち飲み。

IMG_1772 (500x375)

前に一度来たことがあるけれど、結構音楽に凝っているらしく。今日はゆっくり飲めなかったけれど、今度また来てみよう。僕好みの本とか(米朝師匠、ディラン)あってなかなか気になる。

IMG_1762 (450x450)

IMG_1765 (450x450)

annの友達のパパたちほどではないけれど、まずまず仲良くなってきたこっちのパパたち。たまにはこうやって若いパパたちと飲むのも良いもんだ。って、annの友達パパたちの中でも僕が最年長なんだけどね。

 

30841982_2028846844004321_3601651130796343296_n (500x328)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『渦』を観た。
冒頭からグロテスクな血みどろの奇形魚が出現。なんとストーリーテラーとして「素晴らしく美しい物語」を語り始める。その物語とは、2人の男性の運命を狂わせてしまった女性の物語。罪悪感と愛の狭間で苦悩する。とことん転落しようとするけれど、やりきれず、再生へと向かう。
映像と音楽がスタイリッシュでカッコいい。結構若いときの監督作だと思うんだけど、なんかもう才能が迸ってる感じ。狙ってかは分からないけれど(たぶん狙ってない)笑える個所もあり、それがこのぶっ飛んだ「美しい物語」の救いになっている。
なんかやっぱりこの監督の作品は好きだなぁ。

 

« »

11 2018
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
profile

telltell72

Author:telltell72
welcome!

archives
tweets
検索フォーム
counter